FLC日記 2012年12月22日(土) 雨
『菊池水源棚田米』は、FLCパートナーズストアの大人気商品の1つです!!
熊本県菊池市菊池水源で、後藤武臣さんが育てたお米です。
後藤さんは、この水の源(みなもと)の菊池水源で、お米作りの命ともいえる“水”にこだわり、通常の田んぼの3倍とも5倍とも言われるほど手のかかる“棚田”で、『菊池水源棚田米』を育てています。この清らかな菊池水源の水が、最初に流れ込むのが菊池市水源地区です。
9月下旬、黄金色に色付いた棚田の様子です。
中央に見えるのが、堆肥センターです。菊池市は近隣の市町村も含め畜産や酪農農家も多く、堆肥を有効利用すべく後藤さんが発起人の1人となり、棚田の高台に堆肥センターを作りました。
こちらがその堆肥センターです。これは、夏に撮影した写真ですね。
手前にうつっている石碑には、後藤武臣さんのお名前が最初に記されていました。
そして、これが今の棚田の様子です。ところどころ、耕運が済んで、もう、来年の準備が始まっています。後藤さんの田んぼは、堆肥センターの左手、この棚田の一番南にあります。
後藤さんの棚田の一番高い場所の田んぼです。
後藤さんは、稲刈りの際に“稲ワラ”を小さく刻んで田んぼにまきます。その稲ワラも肥料として使うためです。
コンバイン(稲刈り機)に乗ってているのは息子さんです。
稲刈りをしながら、稲ワラを細かく砕いてそのまま田んぼに落としています。大切な有機肥料とするのです。
その稲ワラと、稲の切り株、そしてこうして堆肥を使って、田んぼの土つくりをしていきます。
堆肥はほとんど土と変わりません。きれいに乾燥していて匂いなんて全くありません。お米つくりに欠かせないたくさんの養分があります。
『菊池水源棚田米』作りの匠、後藤武臣さんです。
「米の命はどぎゃんしたっちゃ“水”たいね!ここは、菊池水源から来るよか~水のあるでしょうが!そらぁほんなこてよか水たいね。それとどうしてもかかせんのが“土”作りたい!堆肥センターの堆肥ばしっかり入れてやって、有機肥料として使いよるとたい。稲刈りの後は、十分に堆肥ば入れて来年用の土ば作らにゃん!今年に負けん米ば作りたかけんね!毎年毎年積み重ねて水に負けん土は俺が作りよるとたい。」
後藤さんが育てた平成24年度の『菊池水源棚田米』は、おかげ様で完売いたしました。
現在は、同じくこの棚田で育った『菊池水源棚田米「もち米」』をわずかに残すのみとなりました。
ご購入いただいたお客様より、先日お電話を頂きました。
「お正月用のお餅にと思って、『菊池水源棚田米「もち米」』を購入しましたが、その前にお赤飯にしていただきました。『私こんなにお赤飯作り上手だったかしら?』と思えるくらいの美味しさでビックリしました。お米が違うとこうも違うんですね・・・。」
水の良さと、有機肥料のこと、手間ひまのかかる棚田でのお米作りをする後藤さんの思い・・・。
そんなことをお電話でお伝えしていると、『菊池水源棚田米「もち米」』の追加のご注文をいただいちゃいました。
食べていただいて、再度ご注文をいただけることは本当に嬉しいことです。
後藤さんの苦労、思い、情熱が伝わって本当に良かったと思います。
お赤飯やおこわ、おはぎ。もちろんお餅に!
『菊池水源棚田米「もち米」』は、「FLCパートナーズストア」で、好評発売中です。
残りわずか!ご注文はお早めに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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