FLC日記 2012年12月16日(日) くもり
原木ジャンボ生しいたけ『トリプル1』は、匠の生産者「小春農園」さんよって育てられています。
熊本県山鹿市鹿北町の豊かな森の杉林の栽培場・・・。
清流の里の、清らかな水と静かな山林の中の最もシイタケ栽培に適した環境で、匠の手によって、大切に、ゆっくりと、原木ジャンボ生しいたけ『トリプル1』が育っています。
『トリプル1』とは、
“1番”最初(1年目)の原木から育ち・・・
“1割”しか採れない大きさと肉厚さを持つ貴重な・・・
“1級品”の旨み、食感、味わい・・・
3つの“1”を備え持つ、特別な「原木ジャンボ生しいたけ」です!!
その食味はまさに“アワビ”を食べてるかのようで、多くのレストランや有名料亭の食材として扱われている高級生しいたけです。
その大きさから、「ジャンボしいたけ」とも呼ばれ、スライスしてしゃぶしゃぶして食べるのも、至福の味わいです。
私は、「しゃぶしゃぶしいたけ」とも称しています。
まさに、食卓のメインディッシュとなりえる食材です!!
その栽培地は、心洗われる空間です。
清らかな水が流れています。この水は、「小春農園」さんがある熊本県山鹿市鹿北町の水源地の水です。このしいたけ栽培場より上流には、民家も農作物の栽培地もありません。このわずか上流に鹿北町の生活用水の水がめ(湧水地)があります。
広大な栽培地の1週間ほど前の様子です。
すぐ横を流れる小川と、敷地内の山すそに湧き出る水による十分な湿度と、日光(紫外線)は、杉林によって守られていて、しいたけたちにとってはまさに最適空間です。
そして、これが現在の様子。その違いをお解かりいただけますか?湿度と紫外線は最高空間の環境でも、本格的な冬の到来と共に、気温の低下という問題が、しいたけたちを襲うのです。
「小春農園」さんでは、その寒さ(気温の低下)対策として匠の技を施しています。しいたけに“袋かけ”をするのです。
わかりやすく言えば、ちっちゃなビニールハウスを施すのです。ちなみに、袋がかかっていないしいたけは、カッチンカッチンに凍っています。この日は最低気温が-6℃。お昼過ぎでもしいたけは溶けずにいました。まるで氷を触っているかのような感触でした。
原木ジャンボ生しいたけ『トリプル1』は「小春農園」さんの小原正宏さん、将輝さんという原木しいたけ作りの匠の親子によって育てられています。
本日は、撮影に同行していただいた将輝さんに質問しました。
「よく見ると、袋をかけてあるのと無いのがありますが、その理由はあるのですか?」
将輝さんがお答えいただきました。
「袋をかけることにより、温度と湿度が保たれ、けっして凍ることは無いんです。でも、たとえ凍ってもしいたけは成長します。ただ、全てのしいたけが『トリプル1』になるわけではないので、そこを見極め袋をかけていくんですね!これだけの数、袋をかけてもどうしても1割程度しか『トリプル1』にはなりません。その大きさ、肉厚さ、形、それに味、全てを兼ね備えるとなると、やはりとても貴重なしいたけですよ。」
先日、原木ジャンボ生しいたけ『トリプル1』をご購入いただいたお客様より、お電話を頂戴しました。
その内容をできるだけそのまま文章にします。
「先日『トリプル1』を購入したものですが・・・。もう、ビックリしちゃって!!届いてすぐ開けてみると、その瞬間、その大きさ、その肉厚さ、ホント『なにこれ?』って感じで圧倒されたの。その夜すぐに食べてみたら、さらにビックリ!!美味しいこと美味しいこと。肉厚でいてやわらかくて、その上しいたけの“旨み”がしっかり閉じ込められていて・・・。あまりの美味しさに、半分残していた『トリプル1』を、その日のうちに、追加で料理して食べちゃったのよ!本当に、本当にありがとう。」
・・・中略・・・
「私がね、お電話したのは大きさと美味しさがすばらしい、このしいたけのお礼もそうだけど、もう1つ伝えておきたい事があるのよ・・・。それはね、この『トリプル1』のすばらしさが、まだまだ伝わっていないってことなのよ!ホームページも見たし、ブログもしっかり読ませていただいたわ。でも、この大きさをもっと伝えたら、もっともっとたくさんの方に食べてもらえるんじゃないかと思って・・・。おせっかいかと思うけど、あまりに嬉しかったからお電話しちゃったの・・・。」
私もわざわざそんなお電話をいただけるなんて、ビックリしましたが、本当にありがたいお電話で心より感謝を申し上げました。
たしかに、この写真もそうですが、まだまだ『トリプル1』の大きさ、肉厚さを伝えきれていません。写真ももっと勉強して、よりリアルに商品をお伝えできるようがんばってまいります。
お電話を頂戴し、この場を借りて再度お礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
本日は、「小春農園」さんの、原木しいたけ作りの匠の技の紹介のつもりでしたが、少々脱線しましたので、このあたりでお開きに!
明日また、匠の技“袋かけ作業”についてはご紹介いたします。
私も、『トリプル1』を食べたくなりました。
今から、ステーキにして、ガーリック風味のソースで頂きます。
軸の部分は輪切りにして串焼きにします。
美味しさが凝縮されていて、塩コショウだけで十分です。
ん~。
今日もまた、ビールの量が増えそうだなぁ・・・(笑)。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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