FLC日記 2012年12月14日(金) くもり後雨
『熊本セロリ「清正人参」』の収穫前と収穫の最前線レポートをお届けします!!
日本におけるセロリ発祥の地、“熊本”で、親子2代にわたり、こだわりの『熊本セロリ「清正人参」』を生産する、「大島農園」さんに伺いました。
収穫直前の『熊本セロリ「清正人参」』たちです。
約70cmくらいまでに伸びたセロリたちは、見事な大きさと美しさを誇っています。
ハウスには、セロリの香りが漂い、まさに新鮮そのもののセロリたちです。
熊本県合志市(こうしし)にある「大島農園」さんの平成24年度初出荷予定のセロリです。
セロリは、戦国武将の加藤清正公が日本に伝えた野菜です。
熊本(肥後藩)を統治していたことで、日本でのセロリ発祥の地は熊本だとされています。当時、加藤清正公が日本に伝えたことで、セロリのことを「清正人参」と呼んでいたそうです。
「大島農園」の大島徹也さんにお話をうかがいました。
「笠さん!これが最高のセロリですよ!収穫の時期はセロリたちが教えてくれます。青々とした葉っぱから、ほんの若干色が抜けるんです!その時期を見逃さずに食べると、それはそれはセロリの香り、セロリの旨み、さらには“甘味”も加わり最高なんです!それにシャキシャキとした食感がなんともやわらかいんです!矛盾しているかのように聞こえますよね。わかりやすく言うと繊維質が筋ばっていないってことなんですね。だから、シャキシャキしててやわらかいんです。」
「さらにお伝えするなら、これだけぎっしり詰まっているでしょ?これがうちのセロリの美味さの秘訣です!」
「大島農園」さんで長年育ててきた土がこのぎっしりセロリを可能にします。“有機肥料”をふんだんに使った元気な土壌だからこそできる『熊本セロリ「清正人参」』は、ぎっしりセロリなんです。
「ぎっしりと詰まったセロリだからこそできることなんですが、出荷の時は、このあたりまではもちろんのこと、周りの茎を、バンバンそぎ落として出荷するんですよ!」
「大島農園」さんは、まさにこだわりセロリを育てています。ですから、美味しい部分を食べてもらいたいと、出荷の際は惜しげもなく周りの茎をそぎ落とし、中央に育った一番美味いところだけを出荷するのです。
それだけそぎ落としても、大きなものは1株で2.5kg以上にもなるそうです!まさに匠のなせる技ですね!!
出荷の際にそぎ落とす1本1本も、十分に商品として出せるほどの茎です。
そぎ落とした部分を集めて袋詰めしたら、十分にスーパーなどでは販売できるほどの立派なセロリの茎をも落としていきます。その様子はまた明日ご紹介しますね!
ここまでのぎっしりセロリを育てるには、たくさんの匠の技があります。
これは1ヶ月ほど前の写真です。この頃は徹底してセロリの脇芽をかいでいくのです。外側に出る脇芽をかぎ、中央部分にぎっしりとセロリの茎が伸びるようにしていきます。
この頃から比べても、出荷前のセロリたちが、どれだけぎっしりと詰まっているかが比較できますよね!
大島徹也さんです。「こぎゃん泥だらけだけん、写真は勘弁してください!」なんて言われるのを、「そのがんばっている姿がいいんですよ!」と、なかば無理やり撮影しました(笑)。
「大島農園」さんが育てた、『熊本セロリ「清正人参」』は、親子2代の最高傑作ともいえます!
お父様の大島忠さんと息子の徹也さんとで、もう10年以上もこの熊本でセロリを育ててきました。
経験豊富な忠さんは、「セロリのことでわからないことはない!」と言うほど、毎年毎年セロリを作り続けてきた“セロリの匠”です。
また、息子の徹也さんが忠さんの経験を活かしつつ、さらに研究を重ね、徹底管理し惜しまぬ手間ひまをかけ、今年も最高のセロリが出来ました。
「大島農園」さんは、10年以上も前から、有機肥料をふんだんに使い土つくりをしてきました。
さらに土壌分析しながら、不足ミネラルを補い作り上げた元気な土です。
その土に、清流“菊池川”から流れ込む、清らかな水で『熊本セロリ「清正人参」』は育てられました。
明日は、こだわりの収穫の様子をご紹介します。
「FLCパートナーズストア」で、『熊本セロリ「清正人参」』をネット独占販売いたします。準備ができ次第ホームページにアップいたします。お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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