FLC日記 2012年12月8日(土) 雨のちくもり
「ピンクに色付き始めると、10日くらいで収穫かなぁ~。」
「杉本農園」の杉本洋子さんにお話をうかがいました。
イチゴ一筋12年!熊本県山鹿市のイチゴの匠「杉本農園」さんのハウスに伺いました。
「杉本農園」さんは、年間通してイチゴだけを栽培するイチゴ専用農家さんです。
ご主人の杉本憲治さんと奥様の洋子さんの長年培ってきた経験と技術を、息子の一博さんがさらに進化させ、最高級のイチゴを育てています。
「杉本農園」さんが育てる『紅ほっぺ』という品種のイチゴは、普通のイチゴとは一線を画すといわれています。
何よりの特徴はその大きさにあります。大きさゆえの食感と、芳醇な香り、糖度13度以上にもなる甘味とほどよい酸味が、ベストバランスと評価の高いイチゴです。
また、果実の色合いがとても鮮やかで、見た目にも美しく、高級感漂うイチゴです。
「これからどんどん大きくなって、真っ赤に色付いてくるのよ!そうねぇ。これくらいの大きさになるかなぁ~。」
指し示していただいた大きさにビックリです!!
さらにこれだけ大きくても、他のイチゴに比べ割りと日持が良いということにさらに驚きました。
「この時期は、大きくて甘い最高のイチゴを収穫できるように、“摘果”と“芽カギ”という2つの作業を毎日続けているのよ。」とお話いただきました。
今花が咲き、果実が実りつつあるところは「1番花」です。その全体の部分を“軒(のき)”と呼びますが、その1つの軒から本来なら、30個ほどの果実ができるのだそうです。
それを半分以下にまで摘果して、サイズ・色・味とも最高の1粒1粒を育てていきます。
これは、2番花の軒です。
イチゴはこのように、軒と呼ばれる枝を作って1番花、2番花、3番花・・・と次々に花が咲いていきます。
元気な苗を育て、良い花を咲かせ、摘果という徹底管理をするからこそ最高の1粒ができるのです。
また、イチゴは「ランナー」を伸ばし、増えていく植物です。
この写真で、株の根本から伸びている1本の枝がそのランナーと呼ばれるもので、ちょうど右手の辺りに根を張り新しい株を作っていきます。この時期、ランナーで新しい株を育てることは不要です。
むしろ、美味しいイチゴの果実を育てる妨げになります。
そのランナーを摘む作業が“芽カギ”と呼ばれ、1株1株をチェックしながら毎日繰り返し行う、とても時間と労力のかかる手作業です。
「この“摘果”と“芽カギ”の作業を、きちんと行うことで、大粒で色つきも良い、甘いイチゴが育つのよ!」
その1株が全ての力を注げるように、半分以下に摘果し、新しい株を育てる力さえも、大粒で色つきも良い、甘い果実を実らせるために使わせるのですね。
「きゃー!はずかしいからやめて!!」私が写真をお願いすると照れながら、とても優しい素敵な笑顔を見せていただきました。
「杉本農園」さんは、イチゴ一筋12年。
ご主人と奥様に息子さんの一博さんの力も加わり、その管理作業がさらにまめな徹底管理へと進化を遂げています。
この惜しまぬ手作業の徹底管理で、某有名旅館の番頭さんが自ら、毎年デザート用のイチゴを直接買いに来られるほどの最高級のイチゴを育てています。
あと10日もすると、このイチゴのハウスに、真っ赤に色付いた、たくさんのイチゴがとてもきれいに実るのだそうです。
大粒で、甘い、普通のイチゴとは一線を画す、「杉本農園」さんの『紅ほっぺ』。「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売いたします。
今年は、寒さの到来が早く、異常乾燥注意報が日々発令されたこともあり、若干成長が遅いとのこと・・・。
最終調整をしてホームページアップに向け全力準備中です。
イチゴの匠、「杉本農園」さんが育てた最高級イチゴ『紅ほっぺ』に、ぜひご期待下さい!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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