FLC日記 2012年12月6日(木) くもり後晴れ
デコポン(肥後ポン)の匠!「小春農園」さんの取材日記です。
デコポンは、今でこそ栽培地が全国に広がりましたが、その栽培の発祥の地は、熊本県宇城市不知火町です。
その栽培地の名称をとり、品種名を「不知火(しらぬひ)」とされました。
流通果実としての「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。
※「デコポン」は熊本果実連の商標登録のため「FLCパートナーズストア」では、『肥後ポン』での販売となります。
そんな中、熊本でさらに品種改良を加え、熊本限定品種として栽培されているのが、この『ひのゆたか』です。
「小春農園」さんでは、ハウスを分けて従来の『不知火』と『ひのゆたか』の2種類のデコポン(肥後ポン)を育てています。
本日のブログに載せた、1枚目の写真は『不知火』で、2枚目の写真は『ひのゆたか』です。正直、私には見た目では全く区別がつきません。
しかし、この2種類は栽培方法はほぼ変わりませんが、収穫から出荷までの過程が全然違うのです!!
今回も「小春農園」さんの、小原将輝さんにお話をうかがいました。
小原将輝さんは大学で専門的にこのデコポンについて学ばれています。ちなみに今日ご紹介している『ひのゆたか』を開発されたのは、小原さんの大学時代の恩師の先生だそうです。
開発者から直接教えを学んだ、まさに愛弟子ってとこでしょうね!!
「『ひのゆたか』は、となりのハウスの『不知火』に比べ、まだデコのところが青いですよね!でも、出荷は『ひのゆたか』が先になるんですよ!!」と小原さんはお話いただきました。
デコポンは、糖度13度以上、酸味1.0~1.2のものが最高級とされています。そのためには、収穫後追熟が必要です。
しかしながら、この熊本限定品種の『ひのゆたか』は、追熟をさせることなく収穫後そのままの状態で、糖度、酸味のベストバランスを迎えることが出来る「デコポン」なんだそうです!!
ただ、『ひのゆたか』の果樹にも、それぞれの特性があって完熟のタイミングが異なります。小原さんは、ここにある果樹1本1本のデータを取り、その特性は全て頭に入っているとのこと!!
そんな話をうかがっているとき、果樹についている番号札を見つけたので、写真を撮っていると、
「私は果樹を見ればもう何番かと、その果実のデータはわかっているので、その番号札で確認することなんて、もう無いですねぇ~。その番号札、まだあったんですね!(笑)」なんてことをお話いただきました。
驚きの徹底管理!これぞ匠の技です!!
さぁ!
「小春農園」さんで、大切に大切に1玉1玉吊るして育て上げられたデコポン(肥後ポン)の『ひのゆたか』を、「FLCパートナーズストア」で、樹上完熟の朝採り出荷でネット独占販売いたします。
朝採り完熟デコポン(肥後ポン)は、熊本限定品種のこの『ひのゆたか』だけですよ!!
ただし、「小春農園」さんの徹底管理によるベストバランス、最高完熟商品をお出しするので、数量限定の完全予約販売とさせていただきます。
本当に大変お待たせいたしました。
年内の出荷を最終最後までご検討いただきましたが、「やっぱり、どうしても本当に“美味い!!”って言ってほしいので、自信を持って出せる年明けにしましょう!!」というご判断を、「小春農園」代表の小原正宏さんより頂き、本日決定いたしました。
平成24年度の初出荷は、年が明けた平成25年1月上旬です!
先行予約受付を、明日(平成24年12月6日(金)15:00~)より開始いたします。
熊本以外の栽培地には無い、熊本限定デコポン『ひのゆたか』です。
樹上完熟のみずみずしさと、糖度と酸味のベストバランスは、まさに“柑橘王”と呼べる絶品です!!
『ひのゆたか』開発者から直接学んだ愛弟子が育てた最高級のデコポン(肥後ポン)をご賞味下さい!
出荷は、1月上旬より毎週水曜日(予定)です。
毎週毎週「小春農園」さんが、極選した『ひのゆたか』は、どうしても数量限定商品となる旨、ご了承下さい。
ご注文(ご予約)は、お早めに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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