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原木しいたけ ボタ木起し

2012年11月30日(金) くもり
原木生しいたけ『トリプル1』は、クヌギやナラの木の原木から育つ、高級生ジャンボしいたけです。
日本国内のしいたけ生産量のわずか2割にまで減少した貴重なしいたけで、生しいたけとなるとおそらく約1割程度の生産量になります。
「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売中の人気商品です。
清流の里、熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんによって、伐採から約2年もの月日を経て大切に大切に育てられました。
原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_13595842.jpg

原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_1422636.jpgこの大きさ!この肉厚さ!お解かりいただけますか?
上の写真だと、その大きさがわかりづらいと思いますが、手の上に乗せるとよくわかりますよね!
以前、このブログで「しゃぶしゃぶしいたけ」としてご紹介しました。
スライスしてしゃぶしゃぶ・・・
そのままステーキ・・・
てんぷら、お鍋、バター焼き、中華料理、などなどご自由にお召し上がりいただけます。
アワビのような食感を楽しめ、さらにしいたけの旨みがたまりません。
食卓のメインディッシュにもなりえる、まさに高級ジャンボ生しいたけです。


原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_1419575.jpgここは、「小春農園」さんの原木しいたけ栽培場。静かな杉林の中です。
「小春農園」さんは、原木ジャンボ生しいたけ『トリプル1』を生産する、匠の農家さんです。
原木となるクヌギやナラの木の伐採後、しいたけ菌を原木に打ち込む「コマ打ち」、仮伏せ、本伏せまで2年の月日を経て、初めてしいたけが立ち、出荷を迎えるのです。

原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_1421193.jpgこれがしいたけの原木です。
伐採後、本伏せをしていた山林からこの栽培地の杉林の中へ移動させ、1晩水をかけ、翌朝原木を立てかけ、この地で栽培します。
本日はその立てかける作業(ボタ起し)の取材日記です。
朝早くから作業は進み、私が伺った時には、すでに1列のボタ起しが終わっていました。
「小春農園」の小原正宏さん、将輝さんにお話をうかがいながら、その作業の様子を見せていただきました。

原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_14284582.jpgまずは、支柱用の杉の丸太を立てていきます。その後の栽培、収穫がしやすいように、きちんと考えて上手く立てないといけません。
もちろんこの支柱も手作りです。

原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_14431766.jpg支柱には、青竹を釘で固定し、原木を立てかける軸とします。
竹山から切り出し、4等分に裂いたもので、この竹も手作りです。

原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_14472747.jpg支柱を立て、青竹を打ちつけ、ボタ起しの準備ができました。
原木は、すでに準備さてています。小原さんの頭の中には、立てかける軸をこのように配置し、こう立てかけるというイメージはすでに出来ているとのこと。手際良い作業で、次々に準備を進めていきました。

原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_14545416.jpgさぁ、ボタ木起しの作業がスタートしました。
軸となる青竹の太い部分には、このように大きな原木を立てかけていきます。

原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_1522168.jpg原木の下には、支柱用の杉の丸太を削いだ時に出た、切れ端をはさんでいきます。
出来る限り自然のものを活かした全く無駄の無い自然派栽培です。

原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_1553940.jpg栽培地の谷の方には、太い原木を立てかけ、山のほうにはちょっと細めの原木を立てかけ、見事にバランスをとっていきます。
最初から、立てかける原木の大きさを考えて、置いてあったので無駄な動きは一切なく次々にボタ起し作業は続きます。

原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_15171730.jpgこの原木に、初めてこの秋からしいたけが立ってくるのです。
もうすでにしいたけが立ってきていました。
この1年目の原木生しいたけの中から、わずか1割のみの収穫量のジャンボしいたけは、まさに1級品の味わいです。
その3つの“1”から、原木生しいたけ『トリプル1』と名づけられました。

原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_15221683.jpg「今年の原木は、特に良いよ!原木全体にしっかり、しいたけ菌が伸びていて、たいぎゃよかしいたけのでくっと思うばい!」
伐採から約2年。惜しまぬ手間ひまと重労働を経て、やっと収穫を迎えるしいたけの原木を見つめながら、自信みなぎる笑顔で小原正宏さんはお話いただきました。

原木しいたけ ボタ木起し_a0254656_15331650.jpg「小春農園」さんの原木生しいたけ栽培地は、美しい山水が流れる清流のほとりにあります。
この新鮮で清らかな水も、シイタケ作りには欠かせないものです。

原木しいたけは、完全な無農薬、無肥料で栽培する、しいたけの本来の力を活かした栽培方法です。
しかしながら、多くの手間ひまと時間、労力を要します。
「小春農園」さんは、それでも『原木しいたけ』にこだわり続けています。
安全で美味しいしいたけを作り、食べていただきたいと言う思いからです・・・。

「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんのこだわり原木生しいたけを、ネット独占販売中です。
数量限定の完全予約販売!
ご注文は、下記ホームページよりお待ちしてます。
清流の里で育つ、原木肉厚生しいたけ『トリプル1』で、この冬暖かいお鍋をお楽しみ下さい。
アワビのような食感は感動ものですよ!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2012-11-30 15:51 | しいたけ 原木しいたけ | Trackback | Comments(0)
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