FLC日記 2012年11月10日(土) くもり(強風)
昨日に続き、「小春農園」さんの『ザ・みかん』についてお話します。
熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんは、独自の栽培法でこだわりのみかんを育てています。

これがそのみかんです。
11月いっぱいは、極早生の「日南」というみかんを販売しています。
12月になると、早生の「興津」です。
いずれも、酸味と糖度のバランスがとてもよく、味が濃く、もちろん新鮮でみずみずしい最高級のみかんです。

「小春農園」さんでは、地面にマルチビニールシートを敷きません。多くの栽培方法では、みかんの果樹に水分を極力与えないようにして育てます。
そればかりか、マルチビニールシートを敷くだけでなく、ホルモン剤を与え根っこを伸ばさないようにする栽培法もあるそうです。
もちろん、認可されている投与ホルモン剤です。根っこの育成を抑え、水分を果樹に与えないようにするためです。

「小春農園」さんのみかん畑は、大自然の山の斜面を利用した広大な土地です。
昨日お話しましたように、水の制限をして樹木にストレスを与え甘いみかんを育てようとすることなく、水分もどんどん吸収させ、有機肥料を与えながら、元気な果樹を育ます。そうすることで、たくさん花を咲かせ着果させることができます。その果実を全て美味しく育てようとがんばる果樹自体の力を利用して甘いみかんを育てています。

8月下旬の写真です。その後、着果したみかんを、時期を見て1/3ほどに一気に摘果します。
たくさんの水分を吸いあげて、青々と元気な葉っぱで育っていた果樹は、果実が1/3になったことで、残された果実を、より大きく、さらに美味しく育てようと、その元気のまま全力投球で、果実に栄養を注いでいきます。

大自然のど真ん中!といえるほどの山あいのみかん畑です。
このころはまだ、夏草が青々と茂っていますね!
この草は、大切なみかん畑の保水の役目をになうと共に、このあとすべて草刈機で刈り、そのままその場にかれて有機肥料とするのです。

「小春農園」の小原将輝さんにお話をうかがいました。
「これだけの広さのみかん畑の草刈は、大変でしょう?」とたずねると、
「そうですね・・・。かなりハードな作業ですよ!上手くいって1週間くらいはかかりますね。その間に他の作業もありますから、10日くらいはみておかないといけないですね・・・。」
小原将輝さんが言うには、最も暑い時期の作業で本当にきついとのこと。「でも、そのタイミングで雑草を刈ることで、その雑草が枯れて肥料となり美味しいみかんを育ててくれるから、大切な作業なんです。」と笑顔でお話いただきました。

さぁここで、みかんの匠(小春農園さん)からの質問です。
このみかん・・・、一体どれが美味しい“当り”みかんでしょう?
正解は、全部!といいたいところですが、あえて言うなら真ん中のみかんです。
それにはきちんと理由があります。
みかんの中央部の凹みが一番深い中央のみかんが美味しいのです。
その理由は、みかんの果実の成長時に、みかんの旨みがギュッと凝縮されて育つと、このように真ん中がへこむのだそうです。
もちろん、美味しいみかんを選ぶ方法には諸説ありますが、この見極めの方法もぜひご活用下さい。

「小春農園」さんの『ザ・みかん』は、そのような美味しいみかんに育て上げるように、有機肥料を与えながら徹底管理をし、元気な果樹で栽培されたみかんです。
また、このみかんの輝きは、洗果機のブラシがけのみでできる自然の輝きです。
この熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんでは、空気がとても澄んでいるため、きれいな雨が降ります。
みかんの果実がそう汚れないのです。
さらに、元気よく育ったみかんは、自らの美しさを引き立たせるかのように、このような輝きを見せるのです。
「小春農園」さんの『ザ・みかん』は、飾ることなく味で勝負するためにつけられた名前です。
最高級のみかんの味わいを是非ご堪能頂きたく思います。
もうすでに、毎年のリピーターの方々が、たくさんいる人気商品です。
小売販売店で購入されたた方が、わざわざ「小春農園」さんに直接買いにくるというほどのみかんです。
「FLCパートナーズストア」で、「小春農園」さんの『ザ・みかん』をネット独占販売させていただきます。
みかんにそんなに差がつくとは思っていない皆さん!
「食べんとわからん」ですよ!
いや、食べたらきっとお解かりいただけます!!
近日、ホームページにアップいたします。お楽しみに!!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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