FLC日記 2012年11月7日(水) くもり時々晴れ
ここ(株式会社旬援隊)では、『キウイ』を育てています。
有機農法の『菊池水源茶』を栽培されている茶畑がここの周りに隣接しています。
有機農法のお茶と認められるためには、とても厳しい検査があります。
それゆえ、そのこだわり有機農法にご協力して、ここでも全く農薬や化学肥料を使わずに『キウイ』や他の果物、野菜などを育てています。
今日ご紹介するのは、完全無農薬栽培の『水源キウイ』です!!
ここで育つキウイは、大きく分けると2種類です。
ゴールド種とグリーン種。
ゴールド種には、糖度がとても高いちょっと小ぶりなキウイと、甘酸っぱさがほどよい大き目のキウイの2種があって、お好みで食べ分けることもできます。
グリーン種は、果皮にうぶ毛があります。熟すときれいな緑色になる果肉は、少し酸味がありますが、甘みと酸味のバランスがよく、種のプチプチとした食感もさわやかさを感じさせます。
ここには、キウイ棚は4ヵ所あって、メスの木が8本と、オスの木が3本です。
一夫多妻制?ですが、メスの木の方がかなり幅を利かせています(笑)。
今年もたくさん実りました。
ここまで育てるには、様々な苦労がありましたが、もぎたての完熟キウイを食べる楽しみを考えるとその苦労も吹き飛びました。
ここは、熊本県菊池市菊池水源の山奥です。3月上旬、この日は、深い霧が立ちこめていました。
キウイ棚は、まだまだ閑散としています。
ここで育つ「烏骨鶏(うこっけい)」の鶏糞や、落ち葉、刈り取った雑草などを冬の間にキウイが育つ土に、十分与えて、新しい葉っぱや花芽が出るのを待ちます。
4月中旬に待望の新芽が芽吹き始めました。
真冬には氷点下15度以下にもなる山奥で、キウイたちは寒さに耐え春を待っていたのです。
元気な新芽が春の訪れを感じさせます。
4月下旬には、花芽が丸く膨らみました。キウイの花のつぼみです。
これからが忙しくなります。キウイにはオスの木とメスの木がありますが、毎年ここでは、メスの木の花が先に開花します。受粉させるには毎年タイミングがずれるのです。
5月初旬、メスの木の花が開花しました。
キウイはこのように白い花を咲かせます。開花後少し時間がたつと、花びらは黄色く色付いていきます。
さっそく花アブが蜜を集めに来ました。このような虫たちの活躍無しには、キウイを実らせることはできません。
最初に咲いたメスの木の花はすでに満開です。しかし、オス木の花が咲き、受粉が行われないとキウイの果実は実りません。
そこで、山を降りた菊池市内に栽培されているキウイのオスの花の枝を分けていただき、花を摘んで直接メスの花に付け受粉をさせていかなければなりません。それはそれは大変な手作業でした!!
少々長くなりましたので、この続きはまた次回・・・。
「FLCパートナーズストア」では、ここ(株式会社旬援隊)で育つ完全無農薬の『水源キウイ』を販売に向け準備中です。
ここで飼っている烏骨鶏の鶏糞、木々の葉っぱや雑草の枯葉を肥料として育つ、この上ない安全・安心のキウイです。
もちろん、その中から、大きさや形を厳選してお届けします。
準備が整い次第ホームページにアップいたします。
ご期待下さい。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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