2012年10月4日(木) 晴れ
さぁ、これはいったいなんでしょう?
今日のブログのタイトルに入れていたので、お解かりの方も多いでしょうが、なんと「干しアスパラ」なんですよ!
植物が乾燥されたものだとはお解かりでしょうが、おそらく、ワラビやゼンマイかとも見えますよね!
いただいたときは袋に入ってこんな感じでした。薬草か何かを出されたのだと思いました。見せていただいた瞬間は、私もこれがいったい何なのか、全くわかりませんでした。
熊本県山鹿市鹿北町岩野柏ノ木(アスパラ生産地は熊本県和水(なごみ)町)で、最高級のアスパラを生産する「古川果樹園」さんにいただいた干しアスパラです。
「古川果樹園」さんは、驚きの18~20度も糖度がある『太秋柿』や『高級かぼす(種なし)』を育てる、匠の農家さんです。
このあたり一帯には、イノシシよけの電柵が張り巡らされています。
それでも、イノシシが入り込み収穫間近の田んぼを荒らすこともあるとのこと・・・。
「農家は天気や自然環境、イノシシやアナグマなどの野生生物とも向き合っていかにゃんたいね!」生産者の古川孝人さんにお話をうかがいました。
古川さんのアスパラもう10年以上も同じ畑で栽培を続けています。アスパラは、長くても5~6年で畑を変えないと育たなくなると言われています。10年以上同じ畑で栽培し続け、毎年高品質のアスパラを生産するには、たくさんの匠の技があります。そのお話はまた後日させていただくとして、今回は干しアスパラについてお話します。
いただいた干しアスパラの戻し方を、古川さんの奥様にしっかり聞いて、お料理をしてみました。
まず、沸騰したお鍋に干しアスパラを入れて一煮立ちさせます。
その後は、火を止めてそのまま熱がさめるのを待ちます。ゆっくりと戻していくって感じですね!さめたら、しっかりと水分を切って、後はお好みで味付けてお料理して良いとのことでした。
弊社スタッフにそのことを伝え、上手く戻した干しアスパラを2種類料理してもらいました。
1品目は、「干しアスパラのきんぴら風」
戻した干しアスパラを、フライパンで炒め後はきんぴらを作る要領で味付けしていきます。
唐辛子もピリリと利かせ、絶妙な美味さです!
ご飯のおかずとしてはもちろんのこと、ビールや焼酎にも合います!
もう1品は、「干しアスパラのマヨネーズ和え」
生のアスパラもマヨネーズ合いますよね!もちろん干しアスパラにも良く合います!!
サラダ感覚で食べました。
もちろん2品とも、食物繊維の塊みたいなものなので、美容や健康にもばっちりですよね!
それもそのはずです。
2品とも、アスパラの本数を見てみてください。ものすごい数のアスパラですよね・・・。
私がいただいたビニール袋に入った干しアスパラを作るには、かなりの量の生のアスパラが必要です。
それを丁寧に天日で干してこの干しアスパラが出来ています。
古川さんの奥様がお話いただきました。
「おそらくこんな手間ひまのかかる「干しアスパラ」なんて、だ~れも作らんし、もちろん他にはないと思うよ!まずは、これだけの量のアスパラを用意するのは、生産農家だからできることだけんね・・・。」
私が始めて知り、初めて食した「干しアスパラ」は、とっても深い味わいでした。一口で食べるアスパラの量(本数)が多くなる分、味も香りも凝縮された深い味わいです。
もちろん、「干しアスパラ」があれば、上記の2品目以外にたくさんの料理方法で味わえます。
これからも、匠の農家さんならではの食べ方、料理方法などなどご紹介していきます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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