FLC日記 2012年9月30日(日) くもり
『砂田米』と言うお米をご存知ですか?
江戸時代から、美味いお米の代名詞と言われた熊本県七城町砂田のお米、『砂田米』!“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史があります。

ここは、砂田地区の中でも、“れんげ”を肥料に使ったこだわりの『砂田のれんげ米』の生産農家「野中逸雄」さんの田んぼです。

黄金色に美しく輝く田んぼには、頭(こうべ)をたれた稲穂が実っています。
熊本県菊池市七城町砂田地区。この地で育つ七城米は、東京で行われた料理新聞社のコンテストにおいて、“おいしいお米日本一”に輝きました。

菊池川と迫間(はざま)川の間の地区で、砂の混ざったこの田んぼで育てられた七城町の砂田米は全国的に有名です。阿蘇(鞍岳:くらだけ)と八方ヶ岳からの清流に恵まれた肥沃な土地で、日本一のお米が作られています。
「砂田」地区は名の通り、砂と土が混ざり合った独特な土壌です。水はけがよく、肥料が効きすぎないことも美味しいお米を作る条件です。

4月から5月にかけての野中さんの田んぼは、このように一面れんげの花が咲き誇っていました。
この砂田地区でも、“れんげ”にこだわり、れんげ米を育てる田んぼはとても少なくなりました。生産コストがかかることがその要因です。れんげは蒔いた種の約7割しか発芽しません。

ちょっと失礼して、れんげが咲き誇る頃のお隣の田んぼとの比較写真です。
そのコストと効率の悪さもあり、れんげ米の生産農家さんは減ってきているのです。この肥沃な土地では、れんげを蒔かなくとも美味しいお米が作れるのです。
それでも野中さんが、れんげ米にこだわる理由はただ1つ!
「さらに美味い米を作りたいから!!!」

野中さんは、自分や家族が“安全”で“美味いお米”を食べたいと“れんげ”にこだわりお米を作っています。
私は、野中さんの『砂田のこだわりれんげ米』を、「ご飯がごちそうになるお米!」と呼んでいます。
以前は熊本市のデパートに「野中さんのれんげ米」として出荷もしていたとのことですが、今は生産量を減らし、自分や家族のために作っているお米です。一般流通のほとんどないお米です。
「FLCパートナーズストア」では、平成24年度の、「砂田のこだわりれんげ米」の新米を特別に予約販売させていただいております。
ただし、数量限定です。
「年間購入を希望される方がいるなら、その分は何とかとっておくよ!」とのお約束もいただくことができました。
「ご飯がごちそうになるお米」をぜひお早めにご予約下さい。
定数になり次第、予告無しで締め切らせていただきます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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