FLC日記 2012年9月22日(土) くもり
昨日に続き、アスパラの匠のご紹介です。
その農家さんは、熊本県山鹿市鹿北町岩野柏ノ木で、“本物”と呼べる『アスパラ』と『太秋柿』を育てている「古川孝人」さんです。

毎朝5時からと夕方の2回、古川さんはアスパラを収穫し、このようにきれいに切りそろえ定数ごとにテープで止め出荷していきます。

収穫されたアスパラは、乾燥を防ぐため新聞紙で包みこの出荷準備場まで運び込まれていました。
約30cmはあろうかと思われる、見事なアスパラですね。

1本1本丁寧に、裁断及び重さで分ける機械へと乗せていきます。
アスパラの先が開いているものや、形が悪いものなどは、匠の目で全てはじかれていきます。

アスパラの長さは、24cmにきちんとそろえるよう設定されていました。
アスパラの匠は妥協を許しません!
少しでも傷があるもの、曲がっているもの、アスパラの先が開いているものは容赦なく全てはじかれていました。

左に乗せてあるアスパラは、匠の目によりはじかれたものです。
その下の黒い部分で裁断され、そのまま右の量りへと進んでいきます。
左に1本ずつ乗せられたアスパラは、そのまま右へと流れながら裁断され、定められた重さによりその場所で自動的に、重いものから順番に下に落とされます。

ここからは奥様が作業を進めていきます。
アスパラの重さごとで束ねる本数が異なりますので、匠の技でその本数を見定め手に取ります。ほぼその定量になる本数に間違いはないのですが、必ず念のためハカリで確かめる徹底ぶりです。

その後は、見事な手さばき、スピードでまとめて、専用のテープで束ねていきます。
「ちょっとゆっくり作業していただいてもいいですか?」とお願いしないと写真が撮れないほどのスピードです!長年続けてこられた作業とは言え、『お見事!』の一言でした。

きれいに束ねられたアスパラは、1箱の定数に達すると、すぐさま冷蔵庫に入れられます!アスパラは新鮮さが命!このマメさ、この徹底ぶりも匠の技と言えるでしょう!!
アスパラの匠(古川孝人さん)は、最高のアスパラを育てる技、徹底管理はもちろんのこと、収穫した後の一切の妥協を許さない鋭い目と、大切にしかもスピーディーに出荷準備を整える技術があってこそ、あの見事なアスパラが生きてくるのだと痛感しました。
その日の夕方、古川さんにいただいたアスパラをさっそく食べました。
さっと茹でてあえて味をつけずに食べてみました。
その食感、甘さを含んだ旨み!まさに至福の時でした・・・。
新鮮さを保つためのあの出荷作業なしでは、この味はけっして味わうことが出来ないと思いました。夫婦仲良く2人3脚で育てられたアスパラは、優しく、熱い思いのこもった味でした。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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