FLC日記 2012年9月9日(日) 晴れ
昨日に続き、「大山ファーム」さんのハウスのビニール張り作業の取材の続きです。
熊本県合志市の「大山ファーム」さんは、匠の農家さんです。『夢』ブランドの熊本スイカ・熊本キュウリを育てています。
ハウス全体にビニールかけが終わりました。
そのハウスに私も登らせていただきました。
青空と緑の森、そこに真新しいハウスのビニールがとてもきれいです。
これから、ハウスのパイプとパイプの間にある帯状のビニールのひもで、ハウスを固定していきます。
大切に長く使うためにとても重要な作業です。
その帯状のひもは、あらかじめハウスとハウスの間にセットされていました。
ビニールをかけ終わると、このように垂れ下げたままハウスの逆サイドにもって行きそれぞれのサイドを固定してビニールを安定させるのです。
帯状のひもを採用しているのは、ビニールとあたる表面積が広い分、ビニールを傷つける確立が低いためです。
結びつけるためのワイヤーはすでにスタンバイ済みです。きちんと結んでもすぐにはずせる結び方で固定していきます。
端のハウスは、このようにハウスの上と、ハウスの下とで操作をしながら、帯状のひもがよれていないかを確かめて固定していくのです。これがなかなか容易な作業ではありません。上手くよれを戻しながらの作業で、なんだか凧揚げをしているかのようですよね!
朝7時から作業がスタートし、すでに2時間半が過ぎています。冷たいコーヒーやお茶、お菓子やパンなどで休憩を取り、新たな作業のスタートです。
ハウスの最上部を固定していく作業です。
ここには足場がありませんので、パイプをつたいながら慎重にその作業は続けられました。
高いところがあまり得意でない私は、そこまで行くことすらできませんでしたが、このような溝とくねくね曲がった専用の針金をチューブに入れて用意していたもので固定していくのです。
チューブに専用の針金を入れたものがこれです。
このチューブをハウスの最上部に固定していくのですね。
次の取材のため、作業の途中でその場を離れないといけませんでした。「お先に失礼します。お疲れ様です。」と声をかけると、ピースサインで応えてくれました。
このあたりの地区では、次世代をになっていく若手の農家さんもたくさんいて、とても活気を感じました。
休憩中にもいろんな方とお話をさせていただきましたが、皆さんとても気さくであたたかい方ばかりです。
キュウリ、スイカ、セロリ、しょうが、白菜などなど本当に見事な野菜を栽培されています。皆さんの笑顔とパワーが美味しい野菜を育てているのだと思いました。
「大山ファーム」さんのみならず、それぞれの農家さんもぜひ取材させていただき、その“本物”の食材を全国の方々にご紹介して食べていただきたいと思います。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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