FLC日記 2012年9月8日(土) 曇り
熊本県合志市の「大山ファーム」さんに取材にうかがってきました。
『夢キュウリ』の栽培用のハウスのビニールの張替え作業の取材です。
「大山ファーム」さんは、土壌微生物活性材ハイパワー『夢』という肥料を用い、最高級の『夢キュウリ』を育てています。
4棟建てのハウスは、すでにキュウリを植えつけるための準備が進んでいました。
畑の土には、マルチビニールがこのようにきれいにかけられていました。今日ハウスのビニールを張り、『夢キュウリ』用のネットを張りそれからきゅうりの植え付けです。
今日は、近所のたくさんの農家さんもお手伝いに来ての共同作業です。ハウスのビニール張りは大変な作業で、お互いその際にはこのように協力しているのだそうです。
まずは、新しいビニールを広げ、準備をしていきます。
ビニールの端をハウスの最上部を滑らせる道具にしっかりと固定します。
このパイプの道具ごとハウスの最上部を滑らせてビニールをハウスにのせていくのです。
さぁ、いよいよハウスにビニールをのせる作業が始まりました。
先ほどのパイプの道具を最上段まで持ち上げビニールがハウスの上へと運ばれていきます。
ボイラー用の煙突など、出っ張りのある部分にはビニールを絶対に破ることのないように、養生用の毛布などを当てて慎重な作業が続きます。
ハウスの最上部には、このような道具も取り付けてありました。
黄色い部分がビニールを引き上げる毎にくるくると回って、ビニールを傷つけることなくスムーズに送り続けることが出来ます。
ハウスとハウスの間の通路(歩ける部分)を進みながら、ビニールをハウス全体に広げていきます。
パイプが夜露で少しぬれていたせいもあり、かなりの力を要して引っ張っていますね!
このように両サイドを引っ張りながら、もうすぐハウス全体にビニールをのせることができそうです。
それにしても足場も不安定な中で、かなり力のいる大変な作業です。
やっと、ハウスの端まで最初にくくりつけたパイプの道具が到着しました。
このパイプの道具がなければ、こんなにスムーズにビニールをのせることは出来なかったでしょうね。農業用の道具はさまざまな工夫を凝らして、ホントに便利なものが多いとあらためて感心しました。
きちんとビニールの中心が、ハウスの最上部になるようきちんと調整をしています。
長く大事に使っていくために、とても大切な調整です。
調整が終わると、ハウスから降りてビニールを止めていきます。
ハウスの鉄骨の溝にこのようなくねくね曲がった専用の針金をはめて、ビニールとハウスを固定していくのです。
これも本当に考えつくされた便利な道具です。私は初めて見ましたが、お手伝いに来られている農家さんたちも含め、手なれた様子でてきぱきと作業を続けていました。
ハウス張りの作業を細かくご紹介していたので、少々長くなりましたので続きはまた後日・・・。
15日ほど前に植えつけたとなりのハウスでは、『夢キュウリ』がもうこんなにも成長していました。
準備していた網を越える高さまで成長したので、これから“頂芽”を止めてどんどん広げていきます。
その様子もまた後日ご報告いたします。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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