菊池水源棚田米 元気に成長中！

ＦＬＣ日記　2012年8月16日(木)　晴れ
熊本県菊池市水源で、水にこだわり『菊池水源棚田米』を生産している、後藤さんの棚田を取材してきました。
見事な夏空、見事な夏雲と阿蘇五山の1つ『鞍岳』の雄大な姿を望むことができました。贔屓目で見ているのでしょうが、うっとりとするような壮大な景色です！

ここは、水の里『菊池水源』。見事に整備された用水路には、菊池水源から新鮮な水が脈々と流れています。
さすがに今日は30度を越える暑さ！その清らかな水に入り顔を洗いました。透き通った水は冷たく心も表れたような気分です。

今は、田んぼの水をぬき、しっかりと元気に根をはらせる時期です。
その意図に沿うように、すくすくと元気に稲たちは50cmほどの高さまで成長していました。

先日ご紹介した、7.12北部九州大水害の爪あとは、まだそのままでした。
「どうしても重機を入れてあの土砂をどかそうとすると、他の稲まで傷つけることになるので、秋じの（稲刈り）まではそのままだね・・・。」撮影後ご自宅にご挨拶に行った私に、後藤さんはお話いただきました。

「今は草刈がおおごつ（大変）たい！曲がりくねった田んぼでしょうが・・・、あぜ道もしかっか（四角の）田んぼとは違うけんね！」
ここは、菊池水源の棚田です。後藤さんは、その手のかかる田んぼに深い愛と、優しい想いを込めて笑顔でお話いただきました。

高台から見た棚田の今日の風景です。
区画整備が出来て、棚田の数は約１/３ほどに整備され、以前に比べればすごく仕事がしやすくなったとのこと・・・。
それでも、真っ直ぐな四角の田んぼは1つもありません。後藤さんの棚田に続く路もご覧の通り曲がりくねっています。

棚田でのお米つくりは、本当に1手間も、2手間もかかる大変な苦労です。しかし、菊池水源棚田米に後藤さんがにこだわるのは、この地には、菊池水源から来る清らかな水があるからです。
水はお米の命です!!!
しっかりと根を張った稲たちは、新鮮で清らかな菊池水源の水をたくさん吸って成長し、花が咲きたくさんの稲穂が付くことでしょう・・・。
今年も美味い米を育てるため、後藤さんはたくさんの愛情と手間ひまを、惜しむことなく注いでいます。
後藤さんちの『菊池水源棚田米』は元気に成長しています。

水の源（みなもと）「菊池水源」の命の水で育ったこだわりのお米！
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