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砂田米 田植え取材 その2

FLC日記 2012年6月23日(土) くもり
本日は、昨日に引き続き、熊本県菊池市七城町野中さんちの『砂田米:こだわりれんげ米』の田植えについて書きたいと思います。
江戸時代から旨いお米の代名詞と言われた熊本県七城町砂田のお米、『砂田米』!
“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史があります。
この地で育つ七城米は、東京で行われた料理新聞社のコンテストにおいて、“おいしいお米日本一”に輝きました。

砂田米 田植え取材 その2_a0254656_11361377.jpg現在はきれいに区画整備がされ、どの田んぼもみごとに長方形に整っています。
その地に田んぼを持つ野中さんが「自分が食べるのに安全で旨い米を作りたい!」とれんげを使った肥料で『れんげ米』としてこだわりぬいて育てています。
砂田米 田植え取材 その2_a0254656_11435453.jpg
少し雨が小降りになってきました。
きれいに企画整備された田んぼと、奥にそびえる山は、「八方ヶ岳」です。標高は1052mで、どちらの方向から見ても同じような山容をしていることから、この名がついています。
私も小学校の時の遠足で登りましたが、その日はあいにくの天気で、登山中に雨が雪に変わり、登頂後お弁当も食べることなく下山し、ふもとのグラウンドでお弁当を食べたと言う思い出があります。

砂田米 田植え取材 その2_a0254656_11503528.jpgそんなことを思い出しながら、野中さんちの田んぼに戻ると今までにない作業をされていました。
最後の2列分をきちんと確認できているかの確認をしながら道路側に戻っています。野中さんが田植え機に取り付けたその幅を計るための棒で確認しているのです
賢吾さんも向こう側でのUターンの轍をトンボで整備して戻ってきています。

砂田米 田植え取材 その2_a0254656_1158734.jpg田植え機の上部についている箱には、ミネラルが入っています。田植えと同時に撒いていくのです。
この箱には、この時期に苗が育つための最低限の養分(ミネラル)が入っているのです。リンや窒素といった必要最低限のミネラルです。
「俺が養分を与えるのは年間通してこの1回だけ!最低限の養分投与で済むように、レンゲを蒔き、葉も茎も、根も、花も全てこの田んぼの養分として巻き込んで良い土を育ててから稲を植えるけんね・・・。もちろん稲刈り後の稲ワラを細かく切って田んぼに巻き込んでるから、その2つの養分で充分!!この田んぼで育ったレンゲとこの田んぼで育った稲わらだけで元気に育つ美味い米ば作りよっとたい!」野中さんは安全で美味い米へのこだわりをこのようにお話いただきました。

砂田米 田植え取材 その2_a0254656_1213239.jpg2列分空けてあるので、てっきり内側から田植えをし、最後に外側をするのかと思いきや、なんと一番外からスタートです。
大外を終わらせて、その内側をすることで、最もロスなく、もっとも手植えをせずに済むのだそうです。

砂田米 田植え取材 その2_a0254656_1215550.jpg田んぼのギリギリまで田植えを進めていき、器用な操作で田植え機を方向転換させます。

砂田米 田植え取材 その2_a0254656_12174027.jpg 90度に方向転換させると、バックで下がり田んぼのギリギリまで寄せます。本当にギリギリまで幅寄せし、田植えのリスターとです。
お見事としか言いようがありませんでした。
全くロスのない見事な田植えです。

砂田米 田植え取材 その2_a0254656_12211819.jpg一番外側を田植え機で進んでいるとき、途中で止まってあぜ道に下りていました。私も駆け寄り何をしているのかをたずねてみると、これです!
あぜ道をモグラが穴を空け、となりの田んぼの水が流れ込んでいました。

砂田米 田植え取材 その2_a0254656_12245599.jpg石を入れて土をかぶせ、穴をふさぎます。
お隣の田んぼとは水深が異なるので、そうしないとせっかく水量を調整しているのにお隣から水が流れ込み、逆にお隣に流れ出すからです。
これも田植えの大切な仕事だと野中さんはお話いただきました。

砂田米 田植え取材 その2_a0254656_12303380.jpgさぁ、いよいよこの田んぼの田植えは終了間近です。
外側から2列目をぐる~っと1週田植えをして、最後を迎えます。それにしても計算された見事な田植えでした。

砂田米 田植え取材 その2_a0254656_13191240.jpg野中さんが戻るまでの間、息子の賢吾さんが苗床で使用したトレーをきれいに洗っていました。
「1年に1回しか使わんとばってん、大事なものなんできれいにしとかんとですね・・・」。
きっと来年も同じようにレンゲの苗床で苗を育て、このように田植えをするのだと思いました。些細な一言ですが、とても心にしみました。
砂田米 田植え取材 その2_a0254656_12575573.jpg
6月21日(木)田植えが無事に終了しました。
この稲が、元気に生長し、稲穂をつけ見事な黄金色に色ずくのが本当に楽しみになりました。
お米を作るには、88の苦労があると言いますが、野中さんの『砂田米:こだわりれんげ米』はさらに一工夫も一手間もかけ、大事に大事に育てられているのだと確信しました。

「ご飯がごちそうになるお米・・・」
私はこの『砂田米:こだわりれんげ米』をそう呼んでいます。
この砂田の地区でも、レンゲを肥料に使ってお米を育てている農家さんは随分と減ったようです。
手間ひまもかかるし、コストもかかる・・・。
やはり、化学肥料などを与えたほうが効率よく収穫量も上げることができるようです。
その中で、野中さんはこだわりのれんげ米を作り続けています。

野中さんやご家族が食べるために育てているお米を、今秋「FLCパートナーズストア」で販売させていただきます。
もちろん、数量に制限なる限定販売となります。
日本一と称される熊本県菊池市七城町砂田の地で、野中さんが育てる「こだわりれんげ米」ぜひご賞味いただきたく思います。
ご予約(ご購入)は下記ホームページより受付中です。
定数になり次第締め切らせていただきます。よろしくお願いします。

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2012-06-23 13:14 | 砂田米(熊本県七城町) | Trackback | Comments(0)
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