FLC日記 2012年6月11日(月) くもり
熊本スイカ『黒小玉(ひとりじめボンボン)』の販売が決定しました。

その名のとおり、小玉スイカで色が黒いのが特徴です。
皮が薄く実が詰まっていて、スイカ本来のシャリシャリ感が強く、糖度も12度の高級スイカです。
熊本県山鹿市鹿央町の「岡山農園」さんに取材に伺ってきました。
熊本スイカ『黒小玉(ひとりじめボンボン)』や高級メロン『肥後グリーン』を生産している匠の農家さんです。

3棟~6棟建てのハウスで、『黒小玉(ひとりじめボンボン』が元気に成長していました。
定植日(植え替え日)が4月13日。交配日(受粉)が5月12日。徹底管理のもと、食べごろに育つまで、愛情たっぷりに精魂こめて手をかけていきます。
もちろん毎年このビニールハウスのビニールも張り替えます。かなりの経費がかかりますが、美味いスイカを元気に育てるために、どうしても張替えをするのだそうです。
愛情、手間ひま、経費、時間、労力・・・どれもけっして惜しむことなく匠の農家さんによって、“本物”のスイカは育てられるのです。

取材に伺った昨日(6月10日)は梅雨の晴れ間の晴天で、気温が高くハウスの管理も大変だとのことでした。
これは、ハウスの自動開閉用のセンサーです。四角い部分に降雨を感じると自動でハウスが閉められます。

6棟建てのハウスともなると、このような設備も使いながら管理していかないと、到底間に合いません。
「実は、鳥のフンがたまたま落ちても閉まっちゃうんですよ・・・。だからこればかりでなく毎日ハウスの中に入り温度、湿度をチェックして誤作動がないか?もっと風を通すべきじゃないか?などの管理を欠かさずやってます」と岡山祐大(おかやまゆうだい)さんがお話いただきました。

『黒小玉(ひとりじめボンボン)』を我が子をなでるかのような手つきで見せていただきました。
フルーツパッと(スイカの座布団)をしいてもらっていて、スイカもうれしそうですね!
「ベストサイズ(2.5kg)位に成長したものの中から特別に選りすぐりの一品をお届けしますね!!」岡山さんが笑顔の奥に自信のみなぎる目でお話いただきました。

『黒小玉(ひとりじめボンボン)』は芯(成長点)を切らずに、自由にのびのびと育てます。本来なら一番良い場所の3番花(スイカの苗の根元から数えて3つ目の花)に受粉させるのが理想とのこと・・・。

今年は春先の天候不順で大変苦労をされたとお話いただきました。その分、時間と手間ひまをかけ、苦労の末なんとかここまで成長しています!今年のスイカへの思い入れは例年以上とのことでした。
「実は・・・、春先の天候不順で前回まで出荷していた品種のスイカは、1棟のハウスが全てだめになりました・・・。悔しかったですね・・・。でも、天気には勝てません!だから、今回の『黒小玉(ひとりじめボンボン)』には思いも、愛情もいつも以上に深いんですよ!!!」
この言葉が、スイカを見せていただいた時の“我が子をなでるような手つき”につながったのだと感じました。

「岡山農園」さんのスタッフは岡山祐大さんと、お兄さんの岡山和功(おかやまかずなり)さん、お二人のお父様、お母様の4名です。
この度、「FLCパートナーズストア」で、暖かい家族の絆で育てられた熊本スイカ『黒小玉(ひとりじめボンボン』と、熊本メロン肥後グリーンのネット独占販売をさせていただきます。
これだけのハウスの中からさらに選びぬかれた“特選”の『本物の一品』だけを販売いたします。
特選商品だけに数量限定の予約販売となっております。
ぜひ、下記ホームページよりチェックしてみてください。
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