FLC日記 2012年5月31日(木) くもり
熊本県菊池市の匠の農家さん「本藤(ほんどう)果樹園」さんのぶどう畑に取材にうかがいました。
きれいに整備されたブドウ畑ですね。もちろん除草剤など一切使わずに、草刈機で草を切り大切に整備されていました。
大きなハウスで、迷子になりそうでした・・・。
散水用のスプリンクラーです。ハウス中に計画的にホースが張り巡らされていて、このようなスプリンクラーがいたるところに整備されています。
奥に写っているぶどうの木は樹齢30年ほどで、みずみずしく香り高いぶどうの実をつける大切な木だとのことでした。
畑の外の網の様子です。山あいのブドウ畑で、野生のタヌキ、イタチはもちろんのこと、イノシシよけの防獣ネットですね・・・。さらには鳥をよけるためのネットでもあります。カラス、ヒヨ、スズメなどから大切な作物を守ります。ここにはいないようですが、全国的に「アライグマ」の被害が出ていると「本藤猪一郎」さんにお話を伺いました。
これは、ぶどうの花とつぼみです。
右のつぼみが花開くと左のような花が咲きます。
主に冬の選定作業で、開花の時期をそろえるようにします。大変な技術と経験が必要とのことでした。このつぼみと花は時期がずれている分で、その枝ごと切り落とされたので、手に取り写真に収めたものです。
作業が終わったぶどう棚を見上げながらいろんなお話を伺いました。
本当に一つ一つの手作業で、ぶどう作りも大変だとのことです。でも、その作業をすることで、ぶどうの果実たちも確実に応えてくれる!美味しいぶどうができるのです。
元気に成長中のぶどうですが、これから形やサイズをそろえるために摘果作業が続きます。
種が残らないような化学処理を施し、種無しぶどうを作るのですが、本来は1粒のぶどうに3個の種があるのが理想のぶどうだそうです。大きさ、甘さがベストになるのが1粒に対し、3個の種とのことでした。
私も初めて聞いた情報でした。
このブドウ畑では、「ピオーネ」、「藤稔(ふじみのり)」、「ゴルビー」の3種類のぶどうを栽培中です。
それぞれのぶどうの特徴や味は、また取材を続けてこのブログでご紹介します。
FLCパートナーズストアでは、このように取材を続けながら販売に向け全力準備中です。準備が整い次第、またブログでもご紹介し、ホームページにもアップしたいと思います。
「本藤果樹園」さんでは先日もご紹介しましたように、「熊本梨」も栽培中です。7月末から8月初旬には発送ができると思います。ぶどうも梨も本当に根気強く、一つ一つを手作業で愛情こめて大切に育てられています。
わが家の専用農家さん「本藤果樹園」さんの極上フルーツをぜひ多くの方々に食べていただきたいと思います。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
スーパー・青果店情報をチェック!