FLC日記 2012年3月21日(水) 晴れ
透き通った空のとてもさわやかな朝です。
久しぶりの日本晴れって感じで、ここ(㈱旬援隊)にある、“スイセン”のつぼみも今日一気に開花しそうです。
昨日はお隣の茶畑の剪定のお話をブログでご紹介しましたが、その前に、2件の農家さんを訪ねました。
今日は、そのうちの1件、熊本県菊池市七城町砂田の『れんげ米農家』野中さんの田んぼのお話です。
熊本県菊池市七城町砂田地区
砂田=菊池川と迫間(はざま)川の間の地区で、砂の混ざったこの田んぼの七城町の砂田米は日本一の実績があります。
そこで、れんげを肥料として使ったれんげ米を栽培されています。
12月にれんげの種をまき、花が咲きミツバチがれんげの蜜を集めるとその後は肥料として田んぼに巻き込みます。
その肥料と独特のこの地区の田んぼが日本一のお米を育てるのです。
れんげが順調に育っていました。
でも、撒いた種の約7割しか発芽しません。この効率の悪さがレンゲ米を育てる上での一番の問題点です。
それでもレンゲを撒く理由はただ1つ!美味い米を作るため!!
野中さんは以前このようにお話いただきました。
「自分が食べて『美味かぁ!』と思える、しかも安全なお米を育てたい!だから俺はレンゲにこだわっているんだよ。」
田んぼのあぜ道にはさまざまな花が咲いていました。
“菜の花”はもちろんのこと、この写真の花は“ムラサキケマン”と言う花です。
茎の上部に10~20個位ラッパの様な紫色の花を付けます。
とても鮮やかな黄色のこんな花も咲いていました。
名前はわかりません(すみません)。
水色の小さな花は“いぬふぐり”です。とてもかわいらしい花で、ここ(㈱旬援隊)の庭にも咲いていました。
“菜の花”は本当にたくさん咲いていましたが、この1本だけがぽつんと咲いていて、うしろの白い“なずな”の花とのコントラストが良い感じだったので、この写真をアップします。
今はまだまだ田んぼの土つくりのためのレンゲの成長を待つ時期です。
以前はデパートにも卸していたそうですが、現在はそのほとんどが自家消費もしくは親戚や知人用と言うことで、野中さんのレンゲ米はほとんど一般流通していません。
大切に手間ひまかけて育てた七城町砂田の『レンゲ米』を、このたび特別に「FLCパートナーズストア」でネット独占販売しています。
出荷できるのは収穫後の10月と言うことになりますが、現在予約受付中です。もちろん数に限りがあるので、限定数になり次第締め切らせていただきます。
詳しくはブログの右にある「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックして、弊社ホームページをご覧ください。
今後も、レンゲの成長や田んぼの様子などはブログでご紹介していきます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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