2012年3月20日(火) くもり
先日ご紹介しました赤星さんの茶畑の選定作業を取材しました。
気温は12℃くらいあるものの、冷たい風の吹く肌寒い今日の出来事です。
お茶の選定の機械に乗りそれはそれは見事な操作で、手際よく選定作業をされていました。
秋口に一度選定をして、今回の選定で1番茶を摘むまでの最後の選定作業とのことでした。
選定作業が進んでいるところを境に、右側の作業が終わっているお茶と、左側のこれから選定をするお茶の違いがお解かりいただけますでしょうか?
72と言う数字が示すように、全てを同じ高さに設定して選定していきます。機械のキャタピラ部分が通るとこが仮にデコボコになっていても、次回お茶摘みする時にも同じようにデコボコするので、伸びたぶんをきちんとつめるのだそうです。
この機械、600万円ほどするのだそうです!!!牽引しているトラクターは別で!!!
この機械があることで、選定から茶摘まで全てできるとのことですが、やはり農業機械は本当に高い!とあらためて驚きました。
見てくださいこの見事な?虫食いっぷり!!これこそが無農薬の証ですね。
ただ、無農薬で育てると言うことは手もかかるし、収穫量も少ないのでかなり厳しいとのことでした。
肥料は有機肥料をきちんと検査基準を通したものだけを与え、大事に大事に育てられます。
今回の選定で、1番茶を摘むまでは最後の選定です。
約10cmほど伸びた新しい葉っぱを1番茶として5月に摘むとのことです。
ここはやはり寒いので、『夏も近づく88夜・・・♪』にはなかなか摘めないとのことでした。
また、無農薬栽培では、2番茶の収穫もなかなかできないとのこと、1番茶の収穫の1発勝負にこれからの全精力を費やしていきます。
お茶を育てるということはかなりの手間とお金と時間がかかるのだとあらためて知りました。
その苦労をかみしめながら、先日いただいたお茶を今日も美味しくいただきます。
取材にご協力いただきまして、本当にありがとうございました。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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