2012年3月8日(木) くもり
昨日に続き、曇り空なので今日はすごく肌寒く感じています。
薪之介(薪ストーブ)を最初に焚きつける時のための焚きつけ用の葉っぱを昨日拾いにいきました。

昨日は雨がやっと上がったので、念願のその作業ができました。
伐採が終わった杉や檜の山がありまして、そこに葉っぱを拾いにいきます。
『拾いに!』といっても、写真のように剪定ばさみで切ったのを集める作業ですが・・・。
15分もすると大きい袋に入りきれないほど集まります。
ただ、これが無いと薪之介に最初に火を入れるとき、なかなか上手く火がつかないのです。

最初新聞紙を1枚丸めるような感じで置いて、その上に檜の葉っぱを敷きます。それから小さく割った薪を置いて、さらにその上に大き目の薪を置いて新聞紙に火をつけます。

この様に伐採が終わった直後の山には、檜や杉の枝がまだ放置されています。私からするとありがたいことです。杉でもいいのですが、檜のほうが火に勢いがあり良いようです。それと、檜だと最初に燃やしたときに檜風呂に入っているようなさわやかな香りがするのでこれがまた良いんです!
ただ昨日は雨上がりで乾いた葉っぱを選ぶのに少し時間がかがりましたが・・・。

手前の大きな切り株はおそらく100年ものだと思われます。上に乗っている割と小さなものでさえ、50年あるいはもっと生きてきたと思われ、ここで暮す私からすると大先輩たちです。

川の向こうにはこの様に大きな杉の木が力強く並んでいます。これらもおそらく70~80年はたっていると思いますが、見上げると首が痛くなるような高さです(笑)。花粉症の方にはお見せできない写真ですね。すみません。

この様に次の杉や檜を植樹していきます。
右側はすでに植樹が終わり元気に育っています。
左側が今回伐採が終わった部分です。
今日も大きな重機で次の植樹のための準備が行われています。
杉や檜の森も確かに自然です。
ただ、作られた自然です。
杉や檜の作られた森には食べ物がありません。
山に住む生き物たちは、杉や檜の森ばかりになると食べ物を失い、人里に降りてきます。
ここは人里からは少し離れていますが、動物たちをよく見かけるのはそう言った理由もあるのでしょうね。
これからの時期、ここでもいろんな春の実りを迎えます。
さくらんぼ、ブルーベリー、桃、梅、あんず・・・
森の生き物たちにも少しおすそ分けしたい!
そんな気分になりました。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
いなか暮らしがいろいろ載ってます。興味のある方はこちらをクリック!