FLC日記 2012年1月20日(金) 晴れ
契約農家の石貫さんの畑に熊本スイカの苗の植え付けの取材に行ってきました。
石貫さんは熊本スイカ一筋20年!
名人の熊本スイカがどのように育てられるのか?徹底取材です!
まずは、ビニールハウスの広さと、見事に統一されたハウスの中に驚きました。
等間隔にあけられた穴に、一つ一つ手作業でスイカの苗を植えていくのです。
天気にも恵まれた今日のハウスの中は、30度近くになっていて、皆さん汗だくで作業をされていました。

苗を植える間隔は、長年の経験からもたらせられたもの・・・。
うまいスイカを作るための秘訣の間隔だそうです!
大切に育てられたスイカの苗たちの言わば“お引越し”です。
このひとつの苗から収穫できるスイカはなんと1個だけ!
手間隙かけて大切に育てられるんです。

見事に等間隔にお引越しが済んだスイカたちには、白い紙のお家をかけてあげます。
引越し間もないスイカたちを寒さや暑さから守る大切なお家です。
「引越し仕立てで、すぐにかけてあげないとかわいそうでしょ?」と奥様が手際よく作業をしながらやさしく教えてくれました。

スイカたちにお家をかけるとその後は、3重構造の一番下のビニールをかけます。
これからの毎日がさらに真剣勝負!
経験がものを言う温度と水の調整がおいしいスイカを育てるのです!
20年以上スイカ一筋の石貫さんはまさにスイカの名人!
匠の技により、13度以上もの糖度のスイカを育てるのです。
下の写真のスイカの苗を良く見てください!!

それぞれの苗の下には2枚の元気な葉っぱがありますよね!実はこれは『かんぴょう』の葉っぱなんですよ。
かんぴょうにスイカの苗を挿し木して、元気なスイカを育てるんです。
皆さんご存知でした?
棚からぼた餅!
ひょうたんから駒!
かんぴょうからスイカ!なんです(笑)
名人のスイカ作り!
これからもどんどん取材して皆さんにお知らせしていきます。こだわりぬいた旬の食材をお届けするために、今全力で取材中です!
私自身、甘くてみずみずしい熊本スイカを食べれるのが、本当に待ち遠しい今日でした。
石貫さんのビニールハウスと冬のまぶしい太陽!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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