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2017年 10月 11日 ( 1 )

菊池水源棚田米 平成29年稲刈りの様子と水にこだわる匠の話(後編)

FLC日記 2017年10月11日(水) 晴れ
本日のブログは、昨日の続きで、一般流通のない特別なお米『菊池水源棚田米』の収穫(稲刈り)の様子と、これまでの栽培の過程などをご紹介します。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(平成29年度)も、一般流通がない『菊池水源棚田米』をネット独占販売いたします。
今期の出荷も10月下旬からの予定です。
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a0254656_17360155.jpgこちらは、9月下旬の棚田の様子です。
今年は、かなり順調に育ち、稲刈りを楽しみにしていました。
本当に美しい景色でしょ!
今年の稲刈りは、10月8日より行われました。

a0254656_17444100.jpgここは、熊本県菊池市菊池水源にある生産者の後藤武臣さんの棚田です。
先ほど紹介した4枚の田んぼと、この田んぼを含めた5枚の棚田で『菊池水源棚田米』を生産しています。
どれも曲がりくねった田んぼばかりですが、もともとは19枚あった小さな三日月形の田んぼを、区画整理で5枚にしました。

a0254656_17482915.jpg阿蘇の外輪山を水源とする川の一つが1級河川の「菊池川」です。
この菊池水源は、その名の通り「菊池川」の水の源(みなもと)に位置する地区です。
後藤さんは、水の源からくる清らかな水に惚れこみ、この地でお米を育てています。

a0254656_17504815.jpg毎年、一番下の棚田から稲刈りを行っていましたが、今年はどうやら逆のようです。
こちらは、上から2段目の棚田です。
その訳を生産者の後藤武臣さんにうかがいました。
「ハハハッ!さすがに毎年ずっと取材場してきたけんよくわかっとるね!それがな!一番下の田んぼにイノシシの入って悪こつしとるとたい!」と後藤さん。

a0254656_18051328.jpg生産農家の後藤武臣さんです。
「今年も、こぎゃん美しゅう米のでけたとになぁ~。この里山での米作りは、こぎゃんこつのあるとたい!」
後藤さんの熊本弁わかりますか?
「今年も、こんなにきれいにお米ができたのに・・・。この里山での米作りには、こんなことも起きるとたい!」と言っています。

a0254656_18091194.jpgその「こんなこと!」がこちらです!!
一番市にある田んぼに、収穫前日にイノシシが入ってきて、お米を食べ、こうして踏み荒らしているのです。こうなると、コンバイン(稲刈り機)での稲刈りがうまく行えません。

a0254656_18115131.jpg「見てみなっせ!悲惨なもんばい。もう、収穫するばかりだったとになぁ~。ばってんね!心配せんで良かばい。笠さんとこのお客さんには、イノシシの荒らしとらん棚田のお米ばちゃんと出すけんな!」

a0254656_18153832.jpgこちらは、8月上旬の後藤さんの棚田の様子です。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

a0254656_18173545.jpgもちろん、後藤さんの『菊池水源棚田米』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して取材してきました。
稲刈りはもちろんのこと、その後の冬の土つくり、れんげが咲き誇る頃、苗床や田植えの様子、そしてこうして元気に成長していく過程などその全てです。
今年は、例年以上に元気に稲が育っていました。

a0254656_18231248.jpg8月下旬には、今年も元気にお米の花が咲きました。
この頃は、田んぼにしっかりと水を入れ、稲にどんどん水を吸収させます。
その水は、「菊池川」の水の源(みなもと)から最初に流れ込んでくる水です。

a0254656_18262933.jpgこちらは、お米の花咲く頃に撮影した、棚田を見下ろす高台かの写真です。
後藤さんの棚田は、中央の堆肥センター左側の、最も南の斜面に
この高台までは、通称「原井手(はるいで)」と呼ばれる用水路で、清らかで新鮮な水が来ています。

a0254656_18310799.jpg「原井出」が作られたのは、なんと江戸時代、将軍徳川綱吉のころです。
水の便が悪かったこの地域一帯を救うべく、河原杢左衛門(かわはらもくざえもん)が、菊池川の上流から水を引く井出を計画し、4年余りの歳月をかけ、総延長11kmにもなる「原井出」を作り、現在はコンクリートで整備され使用しています。
絶えることのない、菊池川源流からの水は、とにかく透き通っています。
清らかな新鮮な水で、こうして手を浸すと、源流らしくとてもヒンヤリとしています。

a0254656_18334481.jpg原井手からそれぞれの棚田へは、中央を通る道路に沿って伸びる細い用水路で水を導いています。
「お米の命は“水”。この菊池水源の水は、名水百選にも選ばれた菊池川の源(みなもと)の水たいね!この良か~ぁ水のあるけん、どぎゃん手のかかろうが、俺はこの棚田で米ば育てよるとたい!」
後藤さんはいつもそう話します。

a0254656_18370760.jpg棚田での米作りは、平地の四角い田んぼに比べ、労力を5倍とも10倍とも要すると言われています。
例えば、この“クロギリ”(畔の草を刈ること)でも、かなりの重労働です。
それでも、後藤さんがこの棚田でお米を育て続けるのは、ここに菊池水源から最初に流れ込む、清らかで新鮮な水があるからなんです。

a0254656_18392646.jpg「稲刈りの終わると、今までの苦労もいっぺんに吹き飛ぶはずだったとばってんなぁ~。イノシシにはやられたばい。まぁ、一番下の1枚だけだったけん、まだ良かったことにせにゃんたいね。イノシシの荒らしとらん田んぼの米ば先に収穫して笠さんとこのお客さんに出すごつするけん、お客さんに迷惑のかかることはなかけん、笠さんは心配せんで良かばい!」

a0254656_18501283.jpg後藤さんは、この状況の中でも、弊社のお客様や私を気遣いそう話し、また稲刈り作業へと向かいました。
「FLCパートナーズストア」では、水にこだわる匠の農家さん、後藤武臣さんが手のかかる棚田で、れんげで土作りをした『菊池水源棚田米』をネット独占販売しています。
ただし、数量限定の完全予約制での販売です。

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一般流通の無い後藤さんの『菊池水源棚田米』は大変貴重なお米です。
平成29年度の新米は、稲刈り(収穫)を終え、乾燥、精米を行い、10月下旬からの発送予定です。
数に限りがありますが、ぜひたくさんの方にこの『菊池水源棚田のれんげ米』をご賞味いただきたいと思います。

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「FLCパートナーズストア」では、本日ご紹介した後藤さんの『菊池水源棚田のれんげ米』の他にも、こだわり農家さんが育てた熊本産の美味しいお米を販売しています。
すでにたくさんのご注文を頂戴していますが、まもなく、一般注文の受付をスタートいたします。
ホームページでそれぞれのお米の詳細などぜひご覧ください!ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2017-10-11 19:00 | 菊池水源棚田米 | Trackback | Comments(0)