FLC日記 2016年12月4日(日) 雨
昨日に続き、第18回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 in菊池市の現地の様子をご紹介いたします。
本日は、大会2日目!
美味しいお米を育てた多くの方々の表彰もありました!!
こちらは、“小学生部門”で「金賞」を受賞したみなさんです。
全国の小学校で、米作りに取り組み、育て上げたお米をエントリーし美味しいお米(金賞)として表彰されています。
こちらは、“都道府県代表お米選手権”の金賞の表彰の様子です。
お一人お一人に、鈴木秀之米・食味鑑定士協会会長から、賞状が授与されました。
その他にも、たくさんの部門が設けられていました。
“国際 総合部門”、“栽培別部門”、“全国農業高校 お米甲子園”、“お米甲子園プレゼンテーション部門”、“第3回すし米コンテスト:国際大会”の合計7部門です。
「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」は、国内外のお米を一同に集め、これを審査・評価することにより、安全性や糧食性を求め、「良質な米作り」に日々精進する生産者・生産団体を支援し、さらにこれを認めることを目的とした大会です。
今回で、第18回目を迎えるこの大会が、熊本県菊池市で開催されました。
12月3日(土)、4日(日)の2日間で行われ、会場は、菊池市総合体育館で、メインアリーナを主会場としサブアリーナ、さらには特設会場を設けた広場で行われました。
本日は、昨日と異なりご覧の土砂降りの中での開催でした。
昨日も、私は取材に伺い、のべ、2000名以上の来場者があったようです。
その様子は昨日のブログで詳しく紹介しています。
ぜひそちらもご覧ください!
FLC日記 2016年12月3日(土) 晴れ
第18回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 in菊池市(初日)に行ってきました!(前編)
2日目の本日は、“全国農業高校 お米甲子園”の栽培部門の官能審査(実際にお米を食べて審査すること)が行われた後、『食と健康』について、パネルディスカッションがありました。
パネラーは、アル・ケッチァーノ奥田政行オーナーシェフ、シンガーソングライターの八神純子さん、加恵営農改善組合の栗原康敏さん、そして、ホスト市の江頭実菊池市長です。
江頭市長のお隣の女性は、この2日間の大会期間中、総合司会をしていただいた平山留美子さんです。
平山さんは菊池市在住のフリーMC、TVリポーターで、透きとおる声ととても流ちょうなおしゃべりで、会場を盛り上げてくれました。
会場はご覧の大盛況です。
農業を営んでいる私にとっても、すごく興味ある話ばかりで、特に、「農業は死ぬまでできる仕事で、生涯収入を得ることができる」という、栗原さんの言葉が染みました。
さて、昨日のブログでは詳しく紹介しなかった、このイベントのメインとなる、米・食味分析鑑定コンクールについて紹介します。
こちらは、官能審査の会場です。
1次審査の、食味検査で85点以上のものだけが、2次審査は味度計による検査を受けます。
いずれも機会による検査です。
各部門別に、厳しい1次、2次審査を勝ち残ったお米が配膳され、30名の審査員により官能検査が行われます。
検体(ご飯)は、1つ1つ別々の容器に密封して運ばれます。
もちろん、どこのだれが作ったお米かは、一切わからず番号のみで表記されています。
そこで、色つや、香り、粘り、食感、食味、総合評価を、実際に五感を通して審査するのです。
こちらは、毎回審査員として参加されている、食味鑑定士の堤公博さんの審査の様子です。
熊本県菊池市在住の堤公博さんは、“米・食味鑑定士”で、雑穀エキスパートです!!
また、九州米粉食品普及推進協議会の会長などたくさんの役職をしながら、自らも無農薬でお米を育てています。
堤さんの鑑定の様子は、多くのメディアも注目していました。
堤さんが育てたお米は、この米・食味分析鑑定コンクール:国際大会において、2度も日本一に輝きました。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」で、堤さんのお米を販売しています。
私は、「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の笠泰紀です。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の栽培地に伺い年間を通して取材しています。
もちろん、堤さんのお米の栽培の様子も、もう何年も現地取材してきました。
こちらは、お米の花咲く様子を取材に行った際に撮った堤さんと元気な稲の様子です。
しかし、堤さんが育てるお米は、もうすでに何年も先まで予約でいっぱいのため、弊社では無農薬・無化学肥料で育てた『雑穀米』、『発芽玄米』の販売を行っています。
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FLCパートナーズストア
『無農薬雑穀米・発芽玄米』
官能審査に話を戻しましょう!
会場内では、一般のお客様も検体(ご飯)の試食ができます。
審査官に運ばれたものと同じものを試食できるのです。
すべて試食することはできませんでしたが、私ももちろん試食してきました。
私が食べた中で、美味しかった検体を後で堤さんに伝えると、「俺も同じのを選んだよ!」とのこと!
私の舌もまんざらではないと、自信になりました。
また、高校生による、全国農業高校お米甲子園プレゼンテーション部門の審査も行われました。
ノミネート校は、左から、熊本県立阿蘇中央高等学校農業食品科1年のお米作り隊、兵庫県立播磨農業高等学校お米研究班、宮城県農業高等学校作物専攻班の3組です。
いずれも、高校生とは思えない素晴らしい研究内容と、商品化にする取り組みで、すごく勉強になりました。
いずれも甲乙つけがたい内容でしたが、強いて1校をあげるなら、私は2番目にプレゼンテーションをした兵庫県立播磨農業高等学校お米研究班の、米ぬかを肥料とした取り組みを高く評価します。
官能検査の結果は、随時掲示板に張り出されて、多くの方が注目していました。
各部門の受賞者やプレゼンテーションの結果などは、後日、米・食味鑑定士協会のホームページにアップされると思いますので、ぜひそちらをご覧ください!
米・食味鑑定士協会のホームページ
http://www.syokumikanteisi.gr.jp/
こちらは、食事や特産物を販売する特設会場です。
あいにくの天気にもかかわらず、2日目の米・食味分析鑑定コンクール:国際大会 in菊池市にも、県内外から多くの方が来場されました。
私も昨日に続き、美味しいお料理を堪能しました。
堤さんの奥様と娘さんが出店していた“米粉”を使ったピザや、菊池のブランド牛“えこめ牛”のステーキ、ねぎもち汁、うどん、から揚げ、おこわなどなど、どれも本当に美味しかったです。
米・食味分析鑑定コンクール:国際大会は、毎年会場を変えて行われます。
第19回目を迎える次回開催は、山形県真室川町で開催されます。
お米の良さを知り、全世界のお米生産農家さんの励みともなるこの大会は、本当に素晴らしいものでした。
私もいつの日か、美味しいお米を育て、ここに出品できるように頑張りたいと思いました。
今回の大会を、大成功へと導いていただいた、米・食味鑑定士協会のスタッフ、関係者の皆さん、菊池市の皆さん、そして総合司会の平山留美子さんにも心より感謝申し上げます。
また、次回大会も大成功になること、お祈り申し上げます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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