FLC日記 2013年11月6日(水) くもり
熊本県山鹿市で、イチゴ一筋13年!
イチゴの匠、「杉本農園」さんのハウスに伺いました。
「杉本さん!もう花が咲いているんですね!しかも、ミツバチも入れてるんですか?昨年より随分早くないですか?」とたずねると、
「ハハハァ!良くご存知ですよね!昨年より今年は早いですよ!このハウスは、定植(栽培地に苗を植え替えること)を9月15日に行いました。」と、杉本一博さんにお話いただきました。
これがイチゴの花です。
イチゴの花を見る機会はあまりないですよね!
白くてとてもかわいらしい花です!!
「おかげ様で、元気な花が咲いているので、今年も美味しいイチゴができそうです!」と杉本さん。
「今日は、どんな作業をしていたのですか?」とたずねると、
「“玉出し”という作業です。花と果実を葉っぱの陰にならないように、竹の棒をたて、細いロープを張り、花の咲いた枝をその外側に出す作業です。」とお教えいただきました。
これは、昨年の収穫前の様子です。
このように、イチゴの果実に満遍なく日があたる様に、葉っぱから果実を出して、よりきれいな色に、より甘く美味しく育て上げるのです。
「“玉出し”と言うより、この時期はまだ“花出し”って感じですか?」
「まぁ、それも近いかもしれませんが、ほら!こうしてイチゴの果実が実ってきていますよ!」
杉本さんは、そう言いながらまだ白いイチゴの果実をとてもやさしい手つきで見せてくれました。
「別のハウスには、色付いたイチゴがあるので見てみますか?」
そこには、きれいに色付いたイチゴと、まだまだ真っ白なイチゴがありました。
「この時期にもうこんなに色付いているんですね!」と言うと、
「今年は、定植を早くしたんです。この時期、1日定植が早いと、成長は1週間早い!なんていわれるんですよ。今年は、11月25日の初出荷を目指して育ててるんです!!」
“玉出し”の作業をしていたお母さんの洋子さんが、作業の手を休めお話いただきました。
「イチゴが赤く色付いてきたのを見ると、しっかり手をかけて育ててきたから、ホッとするやら嬉しいやらで、何だかワクワクするのよね!」と笑顔です。
この“玉出し”の作業が終わっても、そのあとは栽培している間ずっと続く、“芽カギ”という作業が始まります。
今年の春先のイチゴの収穫の様子を取材させていただいた際に、
「桜のお花見なんて随分していないわ!私の花見は「イチゴの花」よね!」とお母様がお話いただいたのを思い出しました。
「FLCパートナーズストア」では、今年も、「杉本農園」さんの熊本産高級イチゴ『紅ほっぺ』をネット独占販売いたします。
これは、昨年の収穫の様子。「杉本農園」の杉本憲治さん、洋子さんご夫婦です。
「杉本農園」さんは、お父様、お母様の長年培ってきた経験と技術を、イチゴ作りを専門的に大学で学んだ息子の一博さんがさらに進化させ、最高級のイチゴを育てています。
『紅ほっぺ』は、その1粒1粒の大きさと、紅色の果実の美しさ、イチゴ本来の酸味と糖度13度の甘さで、普通のイチゴとは一線を画す特別なイチゴと言われ、全国的にも大変人気の品種です。
「FLCパートナーズストア」では、イチゴの匠「杉本農園」さんの全面協力のもと、収穫したイチゴから選びに選び抜いた「スペシャルセレクト」と、大きなサイズを厳選して集めた「ビッグセレクト」、さらに、先端の甘い部分が大きい四角いイチゴ「スウィートセレクト」の3種類を販売準備中です。
今年も、昨年に負けない最高級の『紅ほっぺ』を育て上げる、「杉本農園」さんの匠の技、惜しまぬ手間ひま、『紅ほっぺ』の成長の様子など、取材しこのブログでご紹介していきます。
明日も、この取材の続きをご紹介する予定です。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
『FLC日記』は「にほんブログ村」のランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
スーパー・青果店情報をチェック!