FLC日記 2012年6月6日(水) 晴れ
『砂田米』農家の野中さんの苗床を見に行ってきました。
雨上がりの昨日のことです。
順調に成長中です。
レンゲの花が2本だけ残っていました。私が、「ご飯がごちそうになるお米」と私が呼んでいる『熊本県菊池市七城町砂田のこだわりれんげ米』です。
レンゲを肥料に使う野中さん家のお米は、苗床ももちろんレンゲの種を蒔き、レンゲを肥料として巻き込むレンゲ苗床です。
あぜ道のレンゲが、それを物語っていますね・・・。
まだ、白いシートをかぶせてありました。発芽し元気に成長中です。
勢いあまった苗の葉っぱが、白いシートを突き抜けて飛び出していますね・・・。
先ほどお電話で確認したところ、白いシートは今朝はずしたとのことでした。田植えは6月20日頃を予定しているとお話いただきました。
用水路から新鮮できれいな水が、脈々と流れ込んでいます。
菊池川から引いてある水で、このあたりには苗床用の用水路として整備されています。
ここが、田植えをする田んぼです。
春先は一面がレンゲの花でいっぱいでした。契約養蜂農家さんのミツバチによるハチミツの採取が終わり、花が咲き終える頃、花、葉っぱ、茎、根ともども耕運機で田んぼに巻き込み肥料とした、『れんげ米』を育てる田んぼですね。
この地で育つ七城米は、東京で行われた料理新聞社のコンテストにおいて、“おいしいお米日本一”に輝きました。
江戸時代から旨いお米の代名詞と言われた熊本県七城町砂田のお米、『砂田米』!“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史があります。
この「砂田」地区は名の通り、砂と土が混ざり合った独特な土壌です。水はけがよく、肥料が効きすぎないことも美味しいお米を作る条件だとのことでした。
「ご飯がごちそうになるお米」
風味と味わい・・・
おかずが無くともその旨みだけでご飯が食べられます。
私もつくづく日本人だなぁ・・・と思いました。
「やっぱり、自分が食べて“美味い!”と思えるコメを作りたい。だから俺はこの砂田の土地で、レンゲにこだわっているんだよねぇ・・・。」
野中さんの『砂田米:こだわりれんげ米』を初めて取材に行った時の、野中さんの言葉を思い出しました。
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